「今月のツボ」 10月
2021年10月13日
今月のツボは、 「せき」に効く尺沢(しゃくたく)
秋を迎えると、コンコンとせきをする人が増えます。
つめたく乾燥した空気が呼吸とともに肺をはじめ気管支、ノドなどに入ってくるとその刺激で粘膜を守っている潤いがなくなり、呼吸器の機能が低下するためにせきはおこります。
せきは肺の中に異物を入れないようにするカラダのバリア
東洋医学で秋の臓器とも呼ばれる肺は、乾燥が苦手です。秋の冷たく乾燥した外気が呼吸とともに肺に入ってくると、ふだんは乾燥をさけるために粘液によって潤いが保たれている肺をはじめ粘膜が乾燥して、働きが低下してきます。
ツボを押すと痛い時は不調のサイン、親指の平を使って3秒かけてゆっくり押し、3秒かけてゆっくり戻すのがポイント。
お灸も効果的ですので、お気軽にご相談下さい。